越前・近江玄蕃尾城を訪ねて(第673回例会)
●日時
令和元年11月10日 午前8時(時間厳守) 雨天決行(行程変更あり)
●集合場所
JR環状線「森ノ宮」駅前 森ノ宮神社前
弁当・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。
●行程
JR「森ノ宮」駅前 → 近畿道・第二京阪・京滋バイパス・
名神・北陸道 → 敦賀IC → 疋田・刀根経由 →
玄蕃尾城跡・登山 → 大手門跡 → 虎口郭跡 → 主郭跡(昼食) →
北の曲輪・搦手門跡 → 張出郭跡 → 腰郭 → 下山 → 帰阪(18時頃)
●参加費
参加人数により変わります。
(バス代・高速料金・資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)
●参加申込
会員の方は城だよりをご参照ください。
会員外の方はお問い合わせください。
●見どころ
玄蕃尾城は敦賀市街から直線距離で11km離れた、福井と滋賀の県境にある
南北に長い尾根上の柳ヶ瀬山頂にあり、内中尾山城とも呼ばれています。
築城時期ははっきりせず、朝倉氏の家臣疋田対馬守久保の砦説、
佐久間玄蕃盛政説、地元豪族柳ヶ瀬秀行説と諸説ありますが、明確ではありません。
玄蕃尾城は佐久間玄蕃からきていますが、曲輪の配置が近くにある疋壇城に
似ていることから、疋田氏の城とも推定されます。
天正11年(1583)の賤ヶ岳の合戦に際して、越前北ノ庄城主柴田勝家の
本陣となった山城で、秀吉に対して勝家は戦わずしてこの城から撤退し、
その後も手つかずで残されたことから、
山城の構造が合戦当時のまま完存しています。
城跡は櫓代を持つ主郭跡を中心に、6つの曲輪を両側に配置し、
土塁・空堀でそれぞれ区画され、馬出を利用して土橋で繋ぐ、
巧妙な構造とコンパクトな縄張りは、教科書的な城郭として有名です。
国史跡として整備され山城ファンの一見すべき城です。
交通の不便な所で今回はバスを利用して中腹まで行くことが出来ます。
そこから比高120m(20分)で城跡に到着、
まるでジオラマの中を散策するような感動が味わえます。
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